一年の計とやらが元旦にあろうとなかろうと、心臓がとまらないかぎり年は明けるのです。無慈悲に。無造作に。無遠慮に。すでに新年になり3週間が過ぎた今さら総括するのも鬼が泣き出すような話なのですが、それでも振り返っておかないと悪い流れを引きずりそ…

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12月生まれの僕にとって、冬の声はどんな大音量のアラームよりも僕には効果的なようです。木枯らし1号が吹こうと吹くまいと冬は冬。首筋をかすめる風の温度は、令和も平成もさして変わりありません。 思えば、深い霧のなかでアイマスクをしたままぐるぐるバ…